プロサッカー選手のスポーツ障害とメディカルマネジメント
日時 | 2012年6月1日(金)18:30~20:00 |
会場 | アクトシティ浜松コングレスセンター4階会議室 |
講師 | 仁賀定雄 先生(浦和レッドダイヤモンズ メディカルディレクター) (川久保病院 スポーツ医学センター長) |
内容 | 試合における勝敗や出場の有無が自身の生活に直結する プロサッカー選手の診断、治療、リハビリテーションには スピードも要求され、その中で安全性も確保しなければならない 難しさがある。またメンタル面を含め常に柔軟な観察と 総合的な判断力が要求される。 プロ選手の治療は一般的な治療方法とは相容れない部分もあるが、 一般スポーツ選手の治療に還元できるノウハウを掴むこともある。 鼠径周辺部痛、肉離れの診断、治療、リハビリテーション、 予防および診断に苦慮した例など最近の知見を含めて紹介する。 また、プロサッカーチームにおける医療の苦労、工夫について 紹介する。 |
究極のコアコンディショニング-シニア向け骨盤底筋群へのアプローチ
日時 | 2012年8月28日(火)18:30~20:00(開場18:00) |
会場 | アクトシティ浜松コングレスセンター5階会議室 |
講師 | 副島さと子 先生(ALL HAPPY㈱ 代表取締役) |
内容 | シニアの切実な悩みでもある尿もれの予防には骨盤底筋群を収縮させるというのは周知の通りです。しかし骨盤底筋群へのアプローチは場所が場所だけに方法を伝えにくいのが現状です。 骨盤底筋群に簡単にアプローチをかけられる方法とメソッドを紹介します。骨盤底筋群からのスイッチで体幹(コア)も安定します。 ぜひともご自分の体で体幹が整うことを体感・体観してください。 |
認知症の病態と治療・ケアについて
日時 | 2012年10月1日(月)18:30~20:00(開場18:00) |
会場 | アクトシティ浜松コングレスセンター5階会議室 |
講師 | 宮嶋裕明 先生(浜松医科大学 内科学第一講座 教授) |
内容 | わが国は現在少なくとも250万人以上の認知症の方が存在し、しかも今後20年以上は増加することが見込ませています。認知症をきたす原因は約70ありますが、原因の約60%はアルツハイマー病です。脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などは脳神経が徐々に変性して減少する神経変性症をあわせると認知症全体の約9割を占めます。これらの認知症は、高血圧症や動脈硬化などの生活習慣病の治療によりある程度の予防が可能ですが、認知症を最も促進する因子は老化ですから根本的な治療法は確立できないともいわれています。今回はそれぞれの認知症についてその特徴を述べ、治療・ケアを中心に現在の研究成果についてお話しします。 |
高次脳機能障害患者の障がいの理解と生活支援のポイント
日時 | 平成24年12月19日(水)18:30~20:00(開場18:00) |
会場 | アクトシティ浜松コングレスセンター5階会議室 |
講師 | 鈴木 千佳代 様(聖隷浜松病院 脳卒中リハビリテーション認定看護師) 刑部 恵 様(浜松市リハビリテーション病院 作業療法士) |
内容 | 高次脳機能障害患者は、その障害が周囲に正しく理解されないために、様々な生活障害が 発生します。患者の尊厳を守る援助をおこなっていくためには、「患者が体験している世界を理解する。」ことに努めることが重要です。高次脳機能障害に対する基本的なアプローチは、①現在の状態を見極める、②心理的安定を整える、③安全の確保、④環境設定(誤り行動の防止・残存機能を活かす)、⑤障害への気づき、自覚を促す、⑥行動修正または新たな適応行動の習得を支援するなどをプロセスが重要です。本講習では、高次脳機能の障害について理解を深め、環境面での配慮や、障害に合わせた生活支援の方法について具体的にお伝えしたいと思います。 |