日時 | 2018年3月9日(金)18:30~20:00 |
会場 | アクトシティ浜松コングレスセンター5階 |
演題 | 地域包括ケアシステム推進を目指した地域連携 ~病院・施設・在宅に期待される役割と制度的背景~ |
内容 | 地域包括ケア時代に求められる病院と施設と在宅をつなぐ多職種連携やケアの質評価のあり方について、直近の政策動向を交えながら解説する。また、厚生労働省でのここ10年の複数の検討会や委員会参加の経験をもとに、平成30年4月の診療報酬と介護報酬の同時改定の内容についても触れる。 そして、超高齢化社会に向けた今後の病院・施設・在宅に期待される役割と地域連携のあり方について、我々の研究結果も交えながら提案する。 |
講師 | 大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻 教授 福井 小紀子 氏 |
参加者数 | 110名 |
開催ポスター | ▼こちらをクリック |
日時 | 2018年1月18日(木)18:30~20:00 |
会場 | 浜松市リハビリテーション病院 3階 大会議室 |
演題 | 2次骨折予防に目指す多職種による地域連携 |
内容 | 平成25年度の国民生活調査では要介護要因として運動器疾患が25%に達し、なかでも骨折が10%を占める。高齢になると骨粗鬆症を発症し骨強度が低下して脆弱性骨折が発生する。中でも大腿骨近位部骨折は治療後に元の運動機能にまで恢復することが難しく要介護に直結する。一度目の骨折を起こしたのちに反対側を骨折するいわゆる2次骨折の発生は全体の15%です。大腿骨近位部骨折は急性期病院、回復期病院、診療所の連携で治療されていますが、骨折の治療だけで終わってしまい、その後の運動や薬物療法が適切に行われていないことが指摘されています。この問題には医師のみでなく骨折患者に関わる多くの職種が同じ意識を共有してつながりながら患者さんを継続的に支援することが求められています。 |
講師 | 聖隷浜松病院 整形外科統括部長(骨・関節外科部長) 森 諭史 医師 |
参加者数 | 71名 |
開催ポスター | ▼こちらをクリック |
日時 | 2017年10月11日(水)18:30~20:00 |
会場 | アクトシティ浜松コングレスセンター3階 31会議室 |
演題 | 認知症高齢者と自動車運転 ~新たな改正道路交通法と臨床現場への影響~ |
内容 | 2017年3月12日から75歳以上の免許更新者は交通違反の有無にかかわらず、講習予備検査で認知症が疑われる第一分類という結果となれば、臨時適性検査が命令され、医師の診察が義務化されました。そして、認知症と診断されれば運転免許が取り消しとなります。そのため、医師が運転に関する診断書を作成する機会が10数倍に増加することが見込まれております。したがって認知症の人の診療に関わる臨床医は、改正道路交通法や、医師の任意通報制度に熟知していることが求められます。そこで今回、3月12日から開始された新たな改正道路交通法の医療への影響とその課題について述べることとします。 |
講師 | 高知大学医学部附属病院 神経科精神科 講師 上村 直人 医師 |
参加者数 | 119名 |
開催ポスター | ▼こちらをクリック |
日時 | 2017年6月28日(水)18:30~20:00 |
会場 | 浜松市リハビリテーション病院 3階 大会議室 |
演題 | 在宅への円滑な復帰と在宅療養の継続に向けた高齢者のリハビリテーション |
内容 | 東京都リハビリテーション病院は2001年より東京都区東部地域リハビリテーション支援センター事業を受託してきました。時代とともに地域リハビリの潮流も変わり、地域包括ケアシステム構築に寄与すべく対象者は医療・介護・福祉領域に拡大されました。介護職や関係行政との横つながりのための連絡会の発足から開始、当時リハビリが必要だがリハビリ指導が受けられない”リハ難民“などへの対応のための訪問リハビリの充実、かかりつけ医・行政との協働による「在宅リハサポート医制度」、在宅医療・地域福祉への関与など、これまでの取り組みと課題につきお話させていただきます。 |
講師 | 東京都リハビリテーション病院 医療福祉連携室 室長 堀田 富士子 医師 |
参加者数 | 111名 |
開催ポスター | ▼こちらをクリック |