当院では、入院日もしくは翌日からリハビリテーション(以下リハビリ)が開始されます。初期の状態を確認しそれぞれの方に合わせリハビリをおこなっていきます。
自宅退院を希望されている方には、入院後早めに家族の方にご自宅の環境について記入していただく住宅情報用紙をお渡しし、実際の様子を写真に撮ってきていただくよう依頼しています。これは、ご自宅の環境に合わせたリハビリをおこなわせていただくためと、必要な方には退院時に手すりの設置位置などを記載した環境調整案をお渡しし環境調整を進めていただく目的があるためです。
情報をいただいた後、必要な患者さんにはご自宅を訪問し、動作確認や改修点の確認、改修案作成をおこないます。
また、いただいた写真などを使用し写真対応にて改修案を作成してお渡しする場合もあります。退院前には環境調整、家族指導をおこない外泊をおこないます。その様子を確認し退院の運びとなります。