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リハビリのご案内

リハビリテーションとは

リハビリテーション(以下「リハ」)とは、何らかの原因で障害を持たれた人が、人間らしい社会生活を営むことが出来る(社会復帰)ようになるための種々の手段のひとつです。機能訓練もその一部です。


リハビリテーションの種類

医学的リハは、「急性期」「回復期」「生活期」に分けられます。

急性期リハ病気が発症して、生命の危険があるか、障害の進行、悪化が起こり得る時期におこなうリハをいいます。
回復期リハさしせまった生命の危機から脱し、いろいろな刺激、運動負荷に耐えられる時期となり、日常生活する上での機能の改善や能力の獲得が期待できる時期におこなうリハをいいます。
生活期リハ在宅や施設で日常生活を送る時期おこなうリハをいいます。機能の維持や改善、身体的、精神的かつ社会的に最も適した生活の獲得を目指します。

当院では回復期リハを中心とした医療をおこなっています。

早期リハビリテーション・回復期リハビリテーションの必要性

病気の急性発症後、安静臥床により生じる可能性のあるいろいろな臓器の機能低下を最小限に食い止めるように、病気自体の悪化、障害の進行に注意しながらリハがおこなわれます。可能な限り早急に適切なリハをおこなうことは、その後の回復に大きく影響を及ぼします。
病気の進行、障害の悪化が回避される時期になると、回復期リハへと移行します。急性期病院では「命を助ける」ことが大きな目的となっているので生命の危機を脱すると治療目的は終了となります。しかし、多くの患者さんはこの時期まだ心身へのダメージが残り、元の生活にすぐ戻ることは困難です。
急性期を脱し、全身状態が安定した後に残った麻痺などの症状はすぐには固定せず、その後も引き続き機能の回復が期待できる期間が続きます。この時期に、集中的なリハにより身体機能や日常生活活動の改善を図る「回復期リハ」が必要なのです。

在宅生活にむけての準備の重要性

ある程度リハが進行した時期になると、できるだけ早期に入院生活から在宅生活へ移行します。これまで住み慣れた環境での生活に順応できるように、まずは試験外泊を試み、家庭生活での自立、生活上の問題を評価し、在宅生活に復帰する前の準備をおこないます。トイレ、風呂、台所、テレビ、電話、階段などを使用できるように家屋改修、介助用具などの整備をおこない、自宅復帰後の生活に支障をきたさないようにサポートすることが大切です。
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