当院職員が病院での出来事などを書いた日記です。
このページの目次
- 1年目研修
- 手動運転車両試乗イベント
- 市民いきいきトレーナー養成講習会 ベーシックコース開催しました
- 春の交通安全運動
- 職員向け研修『腰痛・肩こりの予防』講座を開催しました
- 新たな仲間を迎えて新年度スタート
- この春、新体制へ
- 花桃が満開となり見頃を迎えています✿
- リハビリテーション部 臨床実践報告会
- 新たに ”認定えんげサポーター”25名誕生
- 文化放送主催 病院合同就職説明会 in えんてつホール
- 浜松ウエルネスフォーラム2023
- 令和4年度 浜松市医療奨励賞受賞
- 明けましておめでとうございます
5月下旬、聖隷研修センターにて1年目研修(前期)を行いました。
1年目研修は、前期と後期にわかれ「就職してからの2ヶ月を振り返り、組織の一員として自分が果たしていく役割を確認する」目的で毎年開催しています。講義や演習を通して、自分の役割を見つける事ができましたか?是非、研修で学んだ事を職場で発揮しましょう!
また同期と『就職してから想うこと』を共有できる良い機会にもなり、笑顔が多く見られ、学びと楽しさ溢れる研修になりました。
グループワークの様子
絆が深まった21名の新人職員
5月18日、マツダ株式会社および株式会社マツダE&Tのご協力のもと、手動運転車両「MX30 SeDV」の展示・試乗イベントが行われました。MX30 SeDVは足の不自由な方でも運転しやすいように開発されています。
当日は140名以上の職員や患者さんが、操作方法などを教えていただきながら院内駐車場で試乗体験をしました。開発担当者とも意見を交わすことができ、貴重な体験になりました。
5月16日から3日間、市民いきいきトレーナー養成講習会(ベーシックコース・3級)が開催され、今回は17名が受講し修了されました。コロナが明け、約2年ぶりの対面で開催する事ができました。初日は緊張されている様子でしたが、最終日では受講者のコミュニケーションが活発に行われ、実技では練習した成果を十分に発揮されていました。
また8名の先輩トレーナーにお越しいただき、中心となって体操の実技指導を行っていただきました。地域活動についても共有いただき、指導者としての立場についてもきちんと理解されていました。更なるスキルアップ(リフレッシュコース)で皆さんにお会いできるのが楽しみです。
5月11日~20日までの10日間は『春の全国交通安全運動』です。
朝の通勤通学ラッシュの時間帯に、当院の安全運転委員会、和合自治会、警察の方と共に交通安全運動を行いました。職員職員1人1人安全運転への意識を高めていただくために、時間と心に余裕をもって運転する、横断歩道前一旦停止、病院駐車場内では徐行運転を呼びかけました。
新年度から1ヶ月が経ち、新入職員にとっては少しずつ環境に慣れてきた頃ではないでしょうか。一方で、5月は交通事故が増えてくる時期でもあります。ルールを守って安全に通勤しましょう。
当院では毎月職員向け研修として「浜リハラーニング」を開催しています。
今月の講義テーマは「肩こり・腰痛予防」!講師は当院の理学療法士!
事前に職場の肩こり腰痛事情をアンケート調査し、身体の不調や痛みが仕事のやりがいに支障を来していること、逆に言えば痛みと向き合えばやりがいのある仕事を遂行できることをお話いただきました。
仕事の合間にできる簡単なストレッチ方法をレクチャーいただき、ストレッチする前と後で身体の柔軟性が向上してることを体感しました。
フレッシュな新入職員
新入職員26名、施設異動者5名を迎え、新年度がスタートしました。
新入職員の皆さん!入職おめでとうございます。
慣れない環境で不安や緊張があるかもしれませんが、これから先、多くのことを学び、支えてくれる仲間や上司、先輩方の協力も得て、病院とともに自分自身も成長していってほしいと願っています。
爽やかな笑顔を絶やさず、浜リハに新しい風を吹かせてくれることを期待しています。
特別顧問 藤島 一郎 病院長 昆 博之
この春、藤島一郎 院長が病院長を退任され、後任として昆博之 医師が病院長に就任いたしました。
新体制でさらなる発展を目指して参ります。
この度、3月末日をもちまして病院長を退任いたしました。2008年から15年にわたり病院長を務めさせていただき、多くの皆さまに支えられ無事病院を運営することができました。本当にありがとうございました。この間、病院経営立て直し、病棟再開、電子カルテ導入、新病院建築 等、懐かしくもありますが必死の毎日でした。診療面では浜松市におけるリハビリテーションの中核病院としてえんげセンター、スポーツ医学センター、高次脳機能センターを立ち上げ、ロボットリハビリテーションや臨床倫理にも力を入れて参りました。「いきいきトレーナー養成事業」も多くの市民の皆さまにご参加をいただき感慨深く思います。
退任後も病院に残り、特別顧問として微力ながら病院を支えていく所存です。今後とも浜松市リハビリテーション病院を宜しくお願いいたします。
特別顧問 藤島 一郎
この度、2023年4月1日をもちまして病院長に就任した昆 博之でございます。15年間当地域のリハビリテーション医療を牽引された藤島一郎 先生の後任をお引き受けすることとなり、責任の重さを実感しております。私はもともと脳神経外科医であり、手術を通して患者さんの「生命」と「魂」に向き合って参りました。患者さんが当院から新たな一歩を踏み出し、未来に向かっていけるよう「安心・安全」で「質の高い医療」を提供いたします。そして「患者さん中心の医療」は私どもが身体的、精神的、社会的に健やかでなければ実践することができません。職員が常に心身共に健康でいられるようウェルビーイングの推進にも積極的に取り組んで参ります。
どうぞ宜しくお願いいたします。
病院長 昆 博之
浜リハ名物の花桃花壇が満開を迎えています。毎日ボランティアさんが愛情込めて毎日お世話してくださっており、花桃の木、ポピー、チューリップなど鮮やかな花々が当院の春を彩っています。
入院患者さんもお散歩がてらお花見を楽しんでいらっしゃいました。
浜リハ名物 花桃花壇
芝桜やポピーなどさまざまなお花が見頃を迎えています
職員が植えたチューリップも満開
毎日お世話をしてくださっているボランティアさん
リハビリテーション部主催の臨床実践報告会を開催しました。当院が近年力を入れている先進機器を駆使した実践報告をはじめ、嚥下、脊損、スポーツ、就労支援、臨床倫理、通所・訪問リハと当院の特色にあふれたポスター発表が並びました。個人の取り組みが成果としてまとめられ、日々の業務に活かせる有意義な会となりました。最優秀賞には「歩行能力による健康関連QOLの差異と要因の検討」が選ばれました。
最優秀賞、優秀賞に選ばれたスタッフには表彰賞状が贈られました
全21演題のポスターを3階廊下に掲示
認定証とえんげバッジが贈られました
えんげサポーター養成講座は、「摂食嚥下障害患者のリハビリテーションを実践する上で、根拠に基づき安全および安楽な技術の提供ができる為の知識・技術を習得する」ことを目的とする院内認定制度です。2022年度も1年間の講義と実習が行われ、看護部・リハビリテーション部・医療技術部 合わせて25名の職員が認定試験に合格しました。
2月18日(土)文化放送ナースナビ主催の病院合同就職説明会が開催されました。当院にブースに足を運んでいただいた学生の皆さま、ありがとうございました。
オンラインが主流となったこのご時世において、対面でお話しできることが大変貴重に感じました。
少しでも当院に興味をもった方は、ぜひ春のインターンシップにご参加ください。実際に現場の雰囲気を体験して、就職活動につなげていただければと思います。
✿2023春のインターンシップのお申込みはこちらから✿
予防・健幸都市の実現に向けて官民連携で取り組む「浜松ウエルネスフォーラム推進協議会」の事業報告会(浜松ウエルネスフォーラム2023)が開催されました。
当院からは市民の健康寿命の延伸を目的とした「はままつ健幸歩き」を発表しました。
今後も市民の皆さまと共に健康寿命日本一を維持し続けていきます。
地域の医療向上に貢献した医師や団体を称える浜松市医療奨励賞に、当院歯科による「地域での口腔管理を支える退院時歯科連携システムの構築活動」が選ばれました。この活動は、当院歯科の口腔管理の現状把握と退院時の病診連携の実態調査をし、患者さんに合った地域の歯科診療所に通院できるよう、浜松市歯科医師会と協働で紹介システムを構築しました。
今後、患者さんや家族の少ない負担で適切な口腔管理を継続できるようになり、浜松市民の誤嚥性肺炎の予防や生活の質の向上に繋がることを期待しています。
【ベコニア 花言葉:幸福な日々】
昨年は感染症対策により大変ご不便をおかけいたしました。
関連施設の皆様のご理解とご協力を賜り深く感謝申し上げます。これからもコロナとの戦いが続くと思いますが、
どんな状況でも柔軟にそして迅速に対応できる病院を目指し、スタッフ全員全力で取り組んでいく所存です。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
浜松市リハビリテーション病院 病院長
藤島 一郎