
理学療法は脳卒中や高齢者の慢性疾患、整形疾患などの病気や傷害によって生じる機能や生活動作におけるさまざまな問題に対し、日常生活でおこなう基本的な動作(寝返り、起き上がり、立ち上がりなど)や「歩く」、「階段を上る、降りる」などの動作の訓練を患者さまの状態に合わせて、個別に実施しています。
訓練でできるようになった動作が、病棟そして自宅生活でもおこなえるように病棟看護師と連携して、指導しています。
当院では広い敷地を利用して体力向上を目的として積極的に屋外歩行訓練をおこなっています。不整地や坂道などもあり、応用歩行訓練の場にもなっています。
また、必要に応じて、バスなどの公共交通機関を利用できるかどうか、外出訓練も実施しています。
患者さまの生活がより安全におこなえるように装具処方をおこないます。
医師、理学療法士、義肢装具士などにより患者さまの状態に適した装具の選定ができるよう取り組んでいます。
毎週月曜日・木曜日の午前、火曜日・金曜日の午後に装具作製をおこなっています。
当院には、以下の製作所さまから義肢装具士が派遣されています。
当院では市の委託を受け地域の特定高齢者を対象とした運動機能向上トレーニング教室をおこなっています。週に1回、3カ月間の計12回を1クールとして取り組んでいます。運動機能向上トレーニング事業の実施により、生活機能の低下を防ぎ、健康でいきいきと生活できるサポートをおこなっています。
脳卒中、脊髄損傷、低体力者などの患者さまでは、早期から歩行訓練を開始するのが難しいことがあります。免荷式トレッドミルを使用することで、体重を軽減した状態での歩行が可能で、体重移動の仕方や歩行に要する一連の動作の習得が期待できます。転倒の危険性が少ないので、早期から積極的な歩行訓練が可能です。
ストレッチポールは、姿勢を整えることにより、ヒト本来の身体の機能を正常な状態に近づけ健康を取り戻す「コアコンディショニング」をおこなうためのツールです。ストレッチポール上での運動プログラムをおこなうことにより、緊張をほぐし姿勢を整えるだけでなく、すべての動作の中心となる深層筋を強化・安定させることができます。当院では、脳卒中など中枢神経疾患の患者さまのリハビリテーションにおいても、このストレッチポールを応用しています。
2009年6月より、ジュビロ磐田のチームドクター2名がスポーツ整形専門外来を担当しています。診察は毎週木曜日14:00~16:30におこなっており、予約制となっています。事前に電話または外来窓口にて予約をおとりください。専門医により治療およびリハビリテーションが必要と診断された方に理学療法をおこなっています。
リハの目標としては、日常の生活や仕事が問題なくできるようにすることだけでなく、スポーツ活動により早く復帰することを目標により高いレベルでの筋力や安定性を早く回復、強化させることを重視しています。


