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当院について

病院日記2021

当院職員が病院での出来事などを書いた日記です。


リハビリテーション部 臨床実践報告会

リハビリテーション部主催の臨床実践報告会を院内にて開催しました。当院が近年力を入れている先進機器を駆使した実践報告をはじめ、嚥下、脊損、スポーツ、就労支援、臨床倫理、通所・訪問リハと当院の特色にあふれたポスター発表が並びました。リハビリスタッフをはじめ、医師や看護師等の多職種での意見交換が活発に行われ、非常に有意義な時間となりました。今後は院外への学術大会発表に向けて準備をすすめるとともに、今回の報告会がきっかけとなって奮起してくれるスタッフ達に期待したいと思います!

専門学会さながらの緊張感!

優秀ポスターに選ばれた3つのポスターは総合受付前に掲示してあります。

当院歯科医師 大野友久先生が執筆した原著論文が嚥下医学会雑誌に掲載されました。

摂食嚥下機能が低下した患者様の食事には、飲み込みやすさ、硬さを調整した嚥下調整食が用いられます。しかし、嚥下調整食は調理の過程で見た目が悪くなることが問題でした。イーエヌ大塚製薬株式会社が販売している酵素均質浸透法で作製した食品(あいーとⓇ)は、特別な酵素処理をすることで、見た目を保ったまま摂食嚥下機能が低下した患者様でも食べられることができます。今回、摂食嚥下障害患者にあいーとⓇを提供することで、あいーとⓇ提供後の喫食量が改善する可能性が示されました。

タイトル:酵素均質浸透法で作製した食品(あいーとⓇ)の 摂食嚥下障害患者における評価と喫食率の調査
大 野 友 久、藤 島 一 郎、岩 田 千 奈、國 枝 顕 二 郎、重 松   孝、金 沢 英 哲、石 野 智 子、清 水 昭 雄、田 中 直 美、岡 本 圭 史、北 條 京 子
嚥下医学 10:65-71,2021

当院歯科医師 野本亜希子先生が執筆した症例報告がJournal of Prosthodontic Research(IF: 2.662)に掲載されました。

脳神経麻痺による咽頭麻痺を伴う咽頭期嚥下障害患者にフレキシブルな挙上子をもった軟口蓋挙上装置(Palatal lift prosthesis; PLP)を使用した症例報告です。嚥下障害に対するPLPの効果を高解像度マノメトリー(High resolution manometry; HRM)を使用して客観的に評価し、PLP使用時に咽頭嚥下圧の上昇と食道入口部開大時間延長を確認しました。このケースレポートを通し、フレキシブルな挙上子をもったPLPが軟口蓋挙上不全を伴う嚥下障害治療のための治療法の一つである可能性を示しました。

タイトル:Evaluation of a palatal lift prosthesis with a flexible lift in a lower cranial nerve palsy patient with dysphagia using high-resolution manometry: A case report
Nomoto A, Ohno T, Kunieda K, Kanazawa H, Shigematsu T, Hojo K, Shimizu A, Minakuchi S, Fujishima I.
J Prosthodont Res. 2021 Feb 22. doi: 10.2186/jpr.JPR_D_20_00128. Epub ahead of print. PMID: 33612665.

文化放送主催 病院合同就職説明会 in えんてつホール

就職活動に前向きな学生さんが多く、熱心に説明を聞いていました。

2月20日(土)文化放送ナースナビ主催の病院合同就職説明会が開催されました。当院にブースに足を運んでいただいた皆さま、誠にありがとうございました。開始から終了まで約4時間、50名近くの看護学生さんと対面し、当院の特色・魅力を十分にお伝えすることができました。少しでも当院に興味をもった方は、ぜひ春のインターンシップにご参加ください。実際に現場の雰囲気を体験して、就職活動につなげていただければと思います。

♪春のインターンシップのご案内はこちらをクリック♪

サルコペニアの嚥下障害患者に対する栄養管理について調査した論文が発表されました。

サルコペニアの嚥下障害ワーキンググループで取り組んでいた、サルコペニアの嚥下障害患者に対する栄養管理について調査した論文がNutrients誌(IF4.6)に掲載されました。嚥下障害は脳卒中や神経変性疾患が原因として考えられていました。近年、サルコペニアが嚥下障害の原因になると考えられ、「サルコペニアの嚥下障害」と呼ばれています。サルコペニアの嚥下障害に関する栄養管理方法は今まで不明でしたが、今回の調査結果から理想体重あたり30kcal以上のエネルギー提供が嚥下機能の改善に有効かもしれないことが明らかになりました。筆頭著者は、栄養管理室の清水、共著者に藤島院長、歯科の大野先生、野本先生が含まれています。

タイトル: Nutritional Management Enhances the Recovery of Swallowing Ability in Older Patients with Sarcopenic Dysphagia.
Shimizu A, Fujishima I, Maeda K, Wakabayashi H, Nishioka S, Ohno T, Nomoto A, Kayashita J, Mori N, The Japanese Working Group on Sarcopenic Dysphagia.
Nutrients. 2021; 13(2):596. https://doi.org/10.3390/nu13020596

産官学医工連携で患者さんの治療に取り組んでいます。

当院作業療法士 秋山尚也と藤島一郎院長が、浜松医科大学、橋本螺子株式会社と共に取り組んだ研究が日本リハビリテーション医学会の英文誌であるProgress in Rehabilitation Medicineに掲載されました。

橋本螺子株式会が製作するねじブロック®を入院脳卒中患者の作業療法に用いることで手指を含む上肢機能が改善することを報告しました。
当院は産官学医工連携を通して、より良いリハビリテーション医療の提供ができるように取り組んでいます。

橋本螺子株式会社(http://www.hashimoto-neji.co.jp/)

Akiyama N, Fujishima I, Tanaka S, Matsuura N, Hashimoto H, Yamamoto S. Occupational therapy with the Screw Block® kit for improving upper limb function in stroke patients: A quasi-randomized controlled trial. Progress in Rehabilitation Medicine. 2021; Vol. 6.
Doi: 10.2490/prm.20210002.

豊富な種類の「ねじ」だけの組合せで作る立体造形“ねじブロック”

明けましておめでとうございます。

【福寿草 花言葉:幸せを招く 永久の幸福】

昨年はコロナ、コロナで明け暮れてしまいました。リハビリテーションは患者さんと濃厚接触するマンツーマンの訓練が基本です。院内にコロナが入れば即クラスターのリスクが高まるため、たいへん緊張を強いられる毎日です。面会や外泊訓練も制限せざるを得ず苦しい毎日ですが、出来る事をきちんとすることを心がけ、日々真剣に運営しております。れまで以上に職員一同心を一つにしてがんばっていきます。
患者さんに優しく、利用しやすい浜松市リハビリテーション病院として、浜松の地域医療を担う一施設として今年も尽力して行く所存です。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

浜松市リハビリテーション病院 病院長
                藤島 一郎

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